日ハム2軍が本拠地置く鎌ヶ谷市、特産品の“梨”をキャンプ地の沖縄・名護でPR
清水市長と市職員がファンに提供「北海道と沖縄には梨がない」
日本ハムの1軍キャンプが行われている沖縄・タピックス名護で8日、千葉県鎌ヶ谷市が特産品の“梨”をPRした。
球場三塁側にブースを設け、「なしようかんサブレ」や「梨サイダー」などの試食会を開催。清水聖士市長と市職員が日本ハムファンに提供した。
日本ハムの2軍本拠地・鎌ヶ谷スタジアムがある鎌ケ谷市は、15年から沖縄でこのイベントを実施している。清水市長は「北海道と沖縄には梨がないと聞いており、ファイターズを媒介にして交流を深めています」と話した。
謎の二刀流キャラクター「DJチャス。」はいつものド派手な衣装ではなく、ダークスーツ姿でイベントの様子を見守った。この日は球団の鎌ヶ谷事業部ファーム運営グループグループ長としての立ち会いだけに「今日はコメントは差し控えていただきます」と言いながらも根っからのサービス精神は隠せない。「ようかんは食ってくれたか?」とチャス節を繰り出し「清水市長自らトップセールして、鎌スタから地域交流が広がることは素晴らしい」とうなずいた。
90年から広報として名護キャンプに帯同していた「DJチャス。」は、今年新しく生まれ変わった球場にも感慨深げ。「昔は向こうにハブが出る丘があったなぁ」と右翼後方を指差し、時代の移り変わりを懐かしんでいた。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)