西武松坂が苦渋の決断!? インフルエンザ対策でマスクを着用してサイン会開催
素顔を隠すのは本意ではないが、感染予防を決断
14年ぶりに西武に復帰した松坂大輔投手が8日、宮崎・南郷キャンプの練習終了後、マスクを着用して約30分間、サイン会を開いた。
物陰から首をひねりながら、宿舎ホテル行きのバス周辺に集結している大勢のファンの姿を見つめていた松坂。報道陣から「立ってサインすると疲れるから、椅子とテーブルを用意した方がいいんじゃない?」と声をかけられると、「違うんすよ。マスクをしようか、どうしようかと思って……」。
ファンを前に、素顔を隠すのは松坂の本意ではない。しかし、巨人・坂本勇人内野手らのインフルエンザ感染が明らかになったばかりだけに、感染予防を優先せざるをえなかった。
(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)