元日ハムのエンジェル・エチェバリア氏が48歳で死去 03、04年に日本でプレー

かつて日本ハムなどで活躍したエンジェル・エチェバリア氏【写真:Getty Images】
かつて日本ハムなどで活躍したエンジェル・エチェバリア氏【写真:Getty Images】

地元紙が報じる、メジャーでも通算328試合出場の実績

 日本ハムでもプレーした元メジャーリーガーのエンジェル・エチェバリア氏が7日(日本時間8日)に死去したと地元メディアが報じた。48歳だった。

 地元紙「コネティカット・ポスト」によると、死因は明らかになっていないが、転倒して頭部を強打した後に交際相手に連絡した当時の状況を明かしている。

 外野手だったエチェバリア氏は1992年のドラフト17巡目でロッキーズ入り。96年にメジャーデビューし、通算328試合出場で打率.280、21本塁打、90打点の成績を残した。

 2003年にカブスから日本ハムに移籍。セギノール、オバンドー、小笠原道大、高橋信二らと強力打線を形成し、2シーズンで204試合に出場、打率.268、47本塁打、138打点の成績を残した。

 日本ハム退団後はカブスとマイナー契約を結ぶも、メジャー復帰はならず。独立リーグなどでもプレーし、最近は野球教室などを開催していたという。交際相手のジャズミン・コックスさんは同紙の取材に対して、「彼は面倒見が良くて、寛大で、子供たちに指導するのが好きでした。彼はいつも無料で教室を開いていたのです。彼はブリッジポートが大好きでした。彼は本当にたくさんの人に愛されていました。これまでにも、信じられないほどの数の人が連絡をくださいました。彼の人間性を表しています。彼はかつて、私にこう言ってました。『打撃ケージで練習するような子供が自分にいたら、私はプロ野球選手になる方法ではなく、素晴らしい若者になる術を教えてあげたい』」と話している。

(Full-Count編集部)

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