「痛いところがないのがいい」 ハム上沢、左膝蓋骨骨折からの復活に手応え

日本ハム・上沢直之【写真:石川加奈子】
日本ハム・上沢直之【写真:石川加奈子】

上沢は、6月の1軍復帰を目標に定めている

 左膝蓋骨骨折からの復帰を目指す日本ハムの上沢直之投手が 9日、沖縄・国頭で3度目のブルペン入り。捕手を立たせて20球を投げた。

 復活へのステップは順調だ。過去2度のブルペンでは6~7割の力で投げたが、この日は8割まで上げた。「今日が一番良かったです。だんだんタイミングが良くなっています。痛いところがないのがいい」と笑顔で汗をぬぐった。

 現時点では計画よりも早めに調整が進んでいる。当初目標に定めた6月の1軍復帰登板が早まる可能性もあるが、焦りは禁物。そのことは上沢自身が一番理解している。「1試合投げることができないと意味がないので、ちゃんと体をつくってから。下半身の筋力も落ちているので」と一歩一歩前に進む。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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