前田健太は「ハッピーだ」 先発フル回転期待のツインズ移籍を米メディア評価
三角トレードで暗礁に乗り上げていた前田のツインズ移籍は交換トレードで決着
ドジャースの前田健太投手がツインズに交換トレードで移籍することで合意したと米複数メディアが伝えた。ツインズは1000万ドル(約11億円)を受け取り、ドジャースにはブラスダー・グラテロル投手、ルーク・ラリー外野手とドラフト指名権が移る。
当初は、レッドソックス、ドジャース、ツインズの3球団で大型の三角トレードが進められたが、レッドソックスがグラテロルの身体検査に難色を示し、一時暗礁に乗り上げていた。スプリングトレーニングを目前に控える中での前田のツインズ入りを米メディアはどう見たのか。
MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者
「マエダはプレーオフチームのローテーションに定着できることにハッピーだ。彼は救援として活躍したが、先発を希望していることは明らかだった」
米テレビ局NBCスポーツのマイケル・ドワーティ記者
「ケンタ・マエダはツインズのローテーションで一流の先発投手になる機会を得る。彼はドジャースでここ数年間シーズン終盤にブルペンに配置転換されたことに喜んでいたわけではなかった」
米紙USAトゥデイのボブ・ナイチンゲール記者
「ツインズに移籍する投手ケンタ・マエダは2023年までの基本年俸300万ドルであるが、出来高で最大950万ドル稼げる。昨季は(出来高が)540万ドルだった。つまり、ドジャースからの1000万ドルで、彼の残りの契約年数の基本給のほとんどをカバーすることができる」
前田はここ3シーズン連続でシーズン終盤に先発から中継ぎに転向していた。新天地ではベリオス、オドリッジに次ぐ先発3番手として期待される見込み。ポストシーズンまで先発としてフル回転が期待される。
(Full-Count編集部)