DeNA伊藤光がブルペンで実践することは 終了直後に投手と濃密コミュニケーション
伊藤光は今永から依頼されてブルペン投球を捕球「嬉しいですよね」
昨季は2012年にDeNAとなってから最高の2位に躍進したDeNA。1998年を最後に遠ざかるセ・リーグ制覇に向けて鍵を握る1人が伊藤光捕手だ。DeNA加入3年目を迎えた30歳がスポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」の「12球団キャンプキャラバン」に登場し、キャンプでブルペン投球を受ける際に実践していることを明かした。
伊藤光は2018年途中にオリックスから加入。昨季は捕手で最多の84試合に出場した。DeNAでは2度目のキャンプとなり「体調も体的にも、トレーニングを続けてきたので、それをつなげていて状態はいいですね」と手応えを口にした。
動画では昨季13勝を挙げたエース左腕・今永昇太投手のボールを受ける映像が紹介された。前日に今永から“依頼”されたという。「『捕ってください』と言われていて、自分のタイミングに合わせて昇太が来てくれたという感じ。ホント嬉しいですよね」とうなずいた。
投球を終えた直後に2人は“青空ミーティング”を行っている。伊藤光はその理由をこう語る。
「ボールを捕って感じたことと、昇太自身が投げて感じたことを合わせるのが大事。ブルペンが実戦に一番近い練習ですし、声を掛けることも、お互いのコミュニケーションのテストだと思っている。感じたことを合わせて終わるのを大事にしています」
コミュニケーションを欠かさず、投手から信頼を集める伊藤光。今季も扇の要としてDeNAを引っ張ってくれそうだ。