前田健太&柳賢振ら先発トリオ流出も…ド軍監督自信「我々ほどのチームはない」
ロバーツ監督はベッツ&プライス獲得に歓喜「LAの街にもたらせるものは美しい」
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が11日(日本時間12日)、18年MVPムーキー・ベッツ外野手、通算150勝左腕デビッド・プライスの大型トレード補強を喜んだ。MLB公式サイトが伝えている。
当初のレッドソックス、ツインズが絡んだ三角トレードは破談となったものの、レッドソックスとの交換トレードでベッツとプライスを獲得。1988年以来のワールドシリーズ制覇へ機運の高まる大型補強となった。ロバーツ監督は「すごく嬉しい。マーク・ウォルター(オーナー兼会長)、スタン・カステン(球団社長兼CEO)、アンドリュー・フリードマン(編成本部長)、これを実現させたことは素晴らしい。ムーキー(ベッツ)とデビッド(プライス)がフィールドとLAの街にもたらせるものは美しい」と歓喜のコメントを並べた。
一方で、ツインズへ前田健太投手ら、レッドソックスへアレックス・ベルドゥーゴ外野手らを放出した。昨季の先発ローテーションを支えた韓国人左腕・柳賢振(現ブルージェイズ)、ベテラン左腕リッチ・ヒル(現ツインズ)がFA移籍。前田を含めた3人の先発投手は昨季68先発登板で計28勝。この先発トリオの“穴”は大きいが、先発陣では剛腕ビューラー、エース左腕カーショー、プライス、メキシコ人左腕ウリアス。5番手はストリップリング、ウッド、ネルソン、メイ、ゴンソリンらの争いになるなど先発ローテ候補は豊富にいる。ロバーツ監督は「我々ほどのチームはないと思う」と自信をのぞかせている。
スプリングトレーニング直前に大型トレードを成立させた。32年ぶりの世界一へ、ロバーツ監督のタクトに注目が集まる。
(Full-Count編集部)