前ヤクルト村中恭兵が「琉球」入団 「ネットで色々騒がれていたんですが、僕です…」

琉球の入団会見に臨んだ村中恭兵(右)と清水直行監督【写真:荒川祐史】
琉球の入団会見に臨んだ村中恭兵(右)と清水直行監督【写真:荒川祐史】

2005年の高校生ドラフト1巡目でヤクルトに入団、通算46勝55敗、防御率4.30

 将来的にNPB参入を目指すべく沖縄に発足した新球団「琉球ブルーオーシャンズ」は14日、沖縄県庁で昨シーズンにヤクルトから戦力外通告を受けた村中恭兵投手の入団発表会見を行った。これでNPB出身選手は10名となり全29選手でシーズンを迎える。

 村中は茶目っ気たっぷりに会見に臨んだ。今回の入団発表会見に先立ち、所属球団未定の大物選手獲得の憶測がネット上などで流れていたことをうけ、「ネットではいろいろと騒がれていたんですが、すみません。僕です」と話して笑いを誘った。そしてこう続けた。

「(琉球に)声を掛けていただいて『ぜひやらせていただきたい』とお願いしました。球団として、地域に貢献していくこと、(NPB)新規参入を目指すことに魅力を感じて決めました。しっかり頑張っていきたい」

 会見に同席した元ロッテの清水直行監督は「現在投手は8人。左腕は貴重な存在ですし、エース格になってもらえる存在」と村中に期待を寄せた。

 村中は東海大甲府高から2005年に高校生ドラフト1巡目でヤクルトに入団。昨年に戦力外を受けシーズンオフにオーストラリアのウインターリーグに参加。オーストラリア・ベースボールリーグ(ABL)のオークランド・トゥアタラでプレーをしていた。NPB通算は46勝55敗、防御率4.30。

(Full-Count編集部)

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