筒香嘉智は課題山積みも周囲は興味津々 レイズ指揮官「同僚も彼を楽しむ」
筒香の山積みの課題にキャッシュ監督「私も理解しているかどうか…」
DeNAからポスティングシステムを利用してレイズに移籍した筒香嘉智外野手は、18日(日本時間19日)から米フロリダ州ポートシャーロットで野手組としてキャンプインする。既にキャンプ地入りし、球団公式ツイッターでもその歓迎っぷりがアップされていたが、筒香にとっては過酷な春となりそうだ。
地元紙の「タンパベイ・タイムス」によるとレイズのケビン・キャッシュ監督は「(筒香がメジャーに来て適応することの中で)リストのトップに来るものが何かを、私も理解しているかどうか……たくさんあるわけだから」として、筒香がこの先求められることの多さについて言及。筒香にとって米国での異なる文化、言葉だけでなく、選手としてMLBのレベルにうまく対処できるかが活躍のカギとなるからだ。
筒香はDHでの起用も予想されているが、DeNA時代に守った左翼や三塁手、一塁手としての起用も考えられる。筒香自身も「グラブは内野用、外野用、ファースト用を持っていきます」と話し、その覚悟を表していた。
球団や米メディア、ファンからスラッガーとして多くの期待を受ける筒香。そしてキャッシュ監督は「我々の知る限りでは、チームメートたちも(スプリングトレーニングでこの先)彼のことを楽しむと思う」と語るなど、筒香がレイズに溶け込むことへの期待を示した。筒香にとって夢の舞台であったMLBは厳しい環境ではあるが、ファンのみならず新しいチームメートもその活躍を興味深く見守ることになりそうだ。
(Full-Count編集部)