元西武フェルナンデス氏の死去、MLB通算241本の元G助っ人らも哀悼「親愛なるブラザー」
トニー・フェルナンデス氏はメジャー通算2276安打、2000年に西武でプレーした
メジャー通算2276安打を放ち、2000年に西武でプレーした元内野手のトニー・フェルナンデス氏が死去したと、複数の米メディアが伝えた。57歳だった。
フェルナンデス氏はドミニカ共和国出身で、1983年から2001年までブルージェイズなどでプレー。メジャー通算打率.288、94本塁打、844打点をマークし、ゴールドグラブ賞4度受賞、オールスター5度出場を果たした。2000年には西武に在籍し、103試合出場、打率.327、11本塁打、74打点をマークした。
名選手の早すぎる死に、多くの追悼コメントがSNSで寄せられている。メジャーで16年間指揮を執り、ロッテでも7年間監督を務めたボビー・バレンタイン氏はツイッターに「トニー・フェルナンデスは素晴らしい野手であり、見事にバットを操っていた。彼の笑顔を見れなくなるとは、寂しくなるものだ。ありがとう、トニー」と綴った。
メジャー通算1219安打、241本塁打を誇り、1993年に巨人でプレーしたジェシー・バーフィールド氏はツイッターに「君に会えなくなるから、すごく寂しくなるよ。親愛なるブラザー!」と記した。2人はブルージェイズで同僚だった。
メジャー通算462本塁打を放ったホセ・カンセコ氏はツイッターに「君に会えなくなってしまい皆寂しく思うよ、トニー・フェルナンデス。フェルナンデスの家族の方々に、お悔やみ申し上げます。彼は素晴らしい同僚で、素晴らしい人間だった」と哀悼の意を表した。2人は1998年にブルージェイズで一緒にプレーしている。
かつての同僚らから次々に寄せられた哀悼メッセージ。フェルナンデスは多くの人から愛されていたようだ。