牧場で骨折“不良債権”男はメディア嫌い!?「今日はダメ。明日もダメ。ずっとダメ」
約21億円年俸ダウンのセスペデス、昨季は牧場の穴に落っこちてシーズンを棒に
昨年は足首の骨折でシーズンを棒に振ったメッツのヨエニス・セスペデス外野手。近年の度重なる故障により、契約最終年となる今季は約21億円のダウンとなる1000万ドル(約11億円)以下に契約を修正された。セスペデスにとって今季は再起を図る大事な年だが、そんな今季はメディアをシャットアウトするようだ。
米メディア「ジ・アスレチック」のメッツ番ティム・ブリットン記者は自身のツイッターで「ヨエニス・セスペデスは、メッツのワークアウトに参加する前、メディアと話すことを拒否した」と伝えた。セスペデスは「今日はダメ。明日もダメ。今シーズンずっとダメ」と完全拒否だったとか。
セスペデスは母国キューバから2011年にドミニカに亡命し、2012年からアスレチックスへ。2013年、2014年とオールスターのホームランダービーを連覇し、2016年からメッツに加わると、その年のオフに4年契約を結んでいた。しかしその後は故障続き。そして昨年は自身の所有する牧場で地面の穴にはまって転倒し、右足首を骨折してシーズンを棒に振った。
米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・リポート」によれば、この事故についてこれまで公式に話したことはなく、この取材拒否の言葉が昨年2月以来に記者に放った言葉だったという。
「彼がメディアを嫌っているのは、彼が今月に彼のツイッターに上げたビデオでも見て取れる」と紹介された動画には、メディアからセスペデスに対しての様々なネガティブコメントが音声で乗っけられている。確かにメディアの批判はセスペデスにとって応えたのだろうが、言われても仕方ない成績とも言える。今年はその逆風を跳ね返し、復活を遂げられるだろうか。
(Full-Count編集部)