田中将大が通算256勝左腕からカットボール“学ぶ” 指揮官も感心「意気投合している」
ペティット氏は現役時代、カットボールの使い手として名を馳せた
スプリングトレーニングに臨むヤンキースの田中将大投手が通算256勝を誇り、カットボールの“使い手”としても名を馳せたアンディ・ペティット氏からアドバイスを受けたと地元紙「ニューヨークポスト」が報じた。
現役生活18年間の内、15年をヤンキースでプレーしたレジェンド左腕ペティット氏からカットボールについての指導を受けたようだ。この様子には指揮官のアーロン・ブーン監督も喜びの声をあげている。
「この2人が、ピッチングについて、話をしているということはとても良いことだ。素晴らしいと思う。アンディは、言うまでもなく、クラブハウスで多くの人達に尊敬されているが、彼はより積極的に彼らと関わっていて、彼らにとても大きな影響を与えている。アンディとマサとが意気投合しているのを見るのは、とても素晴らしいことだ」
ヤンキースはこのオフに投手史上最高額となる9年3億2400万ドル(約356億円)の大型契約でゲリット・コール投手を獲得。今キャンプでは最強右腕が田中に投球の「コツ」を教わる姿も見られた。
今季はコールに加え、昨季は怪我に苦しんだルイス・セベリーノ投手も戻ってくる。そんな強力な投手が揃う中でも田中に対する指揮官の信頼は厚い。メジャー7年目を迎える日本人右腕にかかる期待は大きい。
(Full-Count編集部)