大谷翔平、26日レッズ戦で初出場へ　指揮官絶賛「彼ほどモチベーションが高い選手は…」

大谷はライブBPで4打数1安打1三振、第2打席で左前打を放ち“今季初安打”

　エンゼルスの大谷翔平投手が21日（日本時間22日）、実戦形式のフリー打撃「ライブBP」を行い4打数1安打1三振で“今季初ヒット”をマークした。順調に調整を続ける二刀流にジョー・マドン監督は25日（同26日）のレッズとのオープン戦出場を示唆し「彼ほどモチベーションの高い選手はいるのかな？」と驚きの声を上げていた。

　この日、ライブBPで3人の左腕と対戦した大谷は2打席目にスアレスから左前打を放ち“今季初安打”をマーク。3打席目にはチェンジアップを仕留め損ね「アー！」と絶叫しバットをヘルメットにコツンとぶつける場面もあった。

　マドン監督は大谷を今キャンプはDHとして多く出場させることを語り「いずれはブルペンにも入ってもらう。そして五月中旬にはチームと合流できるといいと思っている。先発として起用したい」と二刀流復活を期待した。

　オープン戦出場の時期については「多分、火曜日かな？　1週間の終わりには2、3回はDHに入ってもらうと思う」と25日（同26日）のレッズ戦での出場を示唆した。トミー・ジョン、左膝の手術を経て二刀流として完全復活を目指す大谷の成長に驚いたようで「すごく興味深い若者だね。静かだし、人の話をよく聞く。最初会った時はちょっと細いなって思ったよ。でも今見て、彼のワークアウトを見たよ。彼ほどモチベーションの高い選手はいるかな？　最初会った時よりは大きくなった」と語っていた。

（盆子原浩二 / Koji Bonkobara）