西武栗山が激白 森友哉も一目置く“怖いリーダー”の本当の姿は…「難しい性格」
求められているのは「優等生」も…「そうじゃないことを、みんながわかってくれている」
西武・栗山巧外野手へのインタビューの後編。チーム野手最年長で、誰もが認める絶対的なチームリーダーだが、本人は意外にも「性格的にはリーダー向きではない」と自己分析。今季目指す打撃についても語り尽くした。
栗山のリーダーシップを表すのに、辻発彦監督をはじめチーム関係者が共通して使う言い方がある。「あのやんちゃで、先輩にも平気でタメ口で話す森(友哉捕手)が、栗山の前だけではおとなしいからね」。当の森も「怖いです。人柄も、野球に対する姿勢も、全部尊敬してます」と肩をすくめる。
――あらゆるポストの人たちが栗山さんのリーダーシップを評価している。自分の役割をどうとらえているか
「まずは自分のことです。成績を残し、与えられたポジションでしっかり結果を出す。その上で、いまチームは若い選手が多いので、お手本になるような姿勢、言動が求められますよね」
――“優等生”でいないといけない?
「期待されているのは、優等生でいることでしょうね。でも、ライオンズには、(渡辺久信)GMをはじめ、僕のことをよく知ってくれているスタッフの方々がたくさんいる。優等生であることを期待されつつ、完璧にはそうじゃないっていうことを、みんなわかってくれている だからこのチームでやれている。そんな栗山がちゃんとやるんだから、若い選手たちもちゃんとしなきゃいけない、となってくるのだと、僕は勝手に思っているんですけどね」