弾ける笑顔の3年目はバク転もお手のもの 元気でパワフル、キュートさが魅力【鷹ハニーズ名鑑】
「とにかく元気でパワフル、それでいてキュートな女の子」
スタジアムを彩る「華」となる各球団のチアリーダーたち。華麗なダンスやパフォーマンスとその美貌でファンを魅了し、各球団とファンを繋ぐ架け橋として活動している。4年連続日本一を目指すソフトバンクにとってはオフィシャルダンス&パフォーマンスチーム「ハニーズ」がそれにあたる。
その「ハニーズ」の2020年度メンバーが決定し1月28日にお披露目された。新規メンバー7人、昨季からの継続メンバー12人の計19人。昨季以上に美女揃いとなった今季のメンバーたちの魅力を1人1人、紹介していく。
ここからは継続メンバーとなる。第8回は3年目の「SHOKO」さん、だ。
○SHOKO(3年目、福岡県出身)
2018年シーズンから「ハニーズ」に加入し、今季で3年目となる「SHOKO」さん。アクロバットが得意でバク転や側宙も易々とこなす。その可愛らしい風貌からは想像できないほどの妙技を見せてくれる。
ハニーズの中でもバク転などのアクロバットができるのは彼女を含めて数人ほど。「アクロバットはパワーをめっちゃ使います。一瞬のあの時間で使うパワーが大きいんです」。それでも、見ている人を楽しませるために懸命に力を振り絞る。
「SHOKO」さんの魅力は、屈託のない笑顔と溢れんばかりの元気。ハニーズOGで現在、球団でハニーズを担当するエンターテインメント推進課の関まどかさんは彼女の魅力について「とにかく元気でパワフル、それでいてキュートな女の子。可愛らしい見た目とは違って、中身は凄くストイックです。軽い身のこなしはファンの人に見てもらいたいです」という。
SHOKOさん自身も「とにかく元気がいいと言われるので、見ている人に元気を与えられる存在でありたいと思っています」と語り、ファンからの「元気を貰った」「ありがとう」の言葉が何よりの喜びだという。
ハニーズとしての魅力も「嫌なことがあったりとか、何かするときに踏み出せなかったりとか、そういう人たちが私たちを見て少しでも元気を貰った、自分も頑張ろうと思ってもらえるとか、笑顔をもらったりとか元気になってもらえるところ」だと、SHOKOさんは語る。
その日々は決して気楽なものではない。シーズン前から毎日のように練習があり、年に3回、最大の見せ場である試合前のオープニングダンスの主演者を決めるオーディションがある。メンバー同士が限られた枠を争う“勝負の場”だ。
「オーディション期間は本当にキツイですね。体も心も疲れるというか負担が来ます。その期間はみんなもやっぱりピリピリします。みんなの中に少なからずライバル心はあると思います」。そのオーディションで選ばれてようやく、オープニングダンスを毎試合踊れる“レギュラー”になれる。
「2年間やってきてこのお仕事をやっていて良かったなと思うし、本当に幸せだなと思うことが多かったです。ファンの方々に感謝を伝えていただいたり、私たちのパフォーマンスで笑顔になってくれる人がいることを感じたときに、そう感じます。ファンの人たち、見てくれる人に感謝の気持ちを忘れないようにしたい、今年も日本一になれるように全力で応援したいです」
今季はこれまで以上に、様々なことに「挑戦していきたい」というSHOKOさん。グラウンド上で華麗に飛び、跳ね、舞う彼女の技にも注目してもらいたい。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)