筒香嘉智、メジャーの環境に手応え「ここまでは順調」 実戦デビュー終えての一問一答
投手強襲の初安打も自信は納得せず「本当はゴロになってはいけない球」
――2打席とも濃い打席だった?
「そうですね、特に2打席目はイメージしてた通りに出来た」
――持ち味、良さが出せた?
「そうですね」
――ファウルが良かったというのは、しっかり反応できた、速さに対応できたという部分?
「いや、2ストライク後のファウルも僕の中では技術がありますので、他の選手はわからないですけど、ファウル打つには技術を使う部分っていうのはすごくありますので、それが出来た点では良かったということ」
――目で追って身体が動く、この時期はここにギャップがあると思うが現状は?
「まだギャップはあるんですけど、今の段階、体の状態からすれば十分かなと思っています」
――第1打席で出塁後、ヤンキースの一塁手ボイトから声をかけられて表情を緩めいていたが、何を言われた?
「『ようこそアメリカへ』、『緊張したか?』とかそのような会話」
――レフトの守備において、左中間に飛んだ打球でセンターの動きを見れたと思うが?
「そうですねKK(中堅のキアマイアー)がいろんな指示を出してくれて、横にああいう素晴らしい選手がいることは安心感がありますし、コミュニケーションをとりながらやっていきたい」
――練習中にも話していたがそういうことも含めて?
「そうですね、コミュニケーションの確認というか、KKが言ってくれたので、怪我しないように」
――ヒットに関してはそこまで感情的ではないと言っていたがスイング自体は?
「あんまり良くない」
――本来であればもっと角度がついていた?
「そうですね、本当はゴロになってはいけない球」
――ひっぱりは意識していない?
「もちろん一二塁間を狙いに行くイメージはあるんですけど、全然思ってるとこと違うとこに飛んでいます」
(木崎英夫 / Hideo Kizaki)