鷹・柳田、29日に実戦復帰 キャンプ打ち上げも、手締め不在のオチ…
手術した右肘の回復は順調「自分のペースでやれた」
ソフトバンクの柳田悠岐外野手が、一足先にキャンプ地を後にした。2月1日から行われていた宮崎キャンプが24日に打ち上げ。A組、B組共に試合があるため27日まで宮崎に留まるが、柳田らリハビリ組はこの日の練習を終えると、福岡へと戻った。
オフに右肘の手術を受けた柳田はキャンプインからリハビリ組でマイペース調整を続けてきたが、すでに5、60メートルの距離でキャッチボールを行うまでに回復しており、調整は順調に進んでいる。キャンプ打ち上げに際し「サイコーのキャンプでした。やりたいこともできたし、自分のペースでやれて順調にきています」と充実の表情を浮かべた。
福岡に戻った後はファーム施設で練習を行い、2月29日の春季教育リーグ阪神戦(タマスタ筑後)で実戦復帰する。復帰に向けてもう1段階ステップを上げることになるだけに「また始まるんだな、と思いますね。これで(キャンプ打ち上げで)ひと段落ついたなと思いますね」と語っていた。
ただ、最後にオチもついた。B組の手締めの中に柳田の姿はなし。当初の予定時間よりも早く手締めが行われたため、柳田はロッカーでその瞬間を迎えていた。手締めを終えてロッカーに戻ってきた他の選手たちにそれを教えられ「え~!」と絶叫。苦笑いを浮かべていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)