渦中のサイン盗み“告発”投手、2年前にRソックス主砲に疑惑を打ち明けていた
ファイアーズは18年に球団に伝えるもMLBが静観したことから“告発”に踏み切ったとされる
この戦いは4勝1敗でレッドソックスに軍配が上がった。コーラ氏率いるレッドソックスは勢いに乗りワールドシリーズも制覇している。
記事によると、ファイアーズは2018年に所属するアスレチックスにもサイン盗みのことを話していたといい、球団はMLBに伝えた。しかし、MLBが何も行動を起こさなかったため、ファイアーズは野球がもっとフェアになるようにとの思いからメディアに話したという。
JD・マルティネスはこれらの理由から、デビッド・オルティス氏のファイアーズに関するコメントには賛同できないと、語った。米メディアによると、通算541本塁打を誇る元レッドソックスの強打者デビッド・オルティス氏は「チクリ野郎」などとファイアーズを批判している。
記事によると、ファイアーズは静かにこの問題に対処しようとした。彼は、オルティスの在籍チーム(レッドソックス)を助けようとさえした。ファイアーズはアストロズ在籍時の2017年に話すことはしなかったが、2018年にはアストロズの不正をなんとか正そうとしていたとしている。
ファイアーズは他球団の友人や球団にもサイン盗みの実態を訴えたが、MLBはこれに静観を決め込んだ。業を煮やしてメディアへの“告発”に踏み切ったようだ。
(Full-Count編集部)