筒香嘉智の初本塁打に監督も歓喜「興奮した」 同僚は“お辞儀ポーズ”でお出迎え
左中間の電光掲示板に直撃する豪快弾、同僚アダメスはダグアウト前で“お辞儀”
■レイズ 2-2 レッドソックス(オープン戦・日本時間25日・シャーロット)
レイズの筒香嘉智外野手が24日(日本時間25日)の本拠地レッドソックス戦でオープン戦初本塁打を放った。「5番・DH」で2試合連続出場し、4回に“メジャー初本塁打”。左中間の電光掲示板に直撃する豪快な一発をケビン・キャッシュ監督は「興奮したよ」と振り返っている。
日本を代表するスラッガーの力を見せつけるホームランだった。4回。筒香は2死走者なしでこの試合2度目の打席に立つと、左腕スプリングスの速球を逆方向に運んだ。打球は左中間フェンスを越えて電光掲示板に直撃。ダグアウト内では同僚が手を叩いて喜び、アダメスは“お辞儀ポーズ”で筒香を出迎えた。
その直後、キャッシュ監督はダグアウトで指揮を執りながら地元中継局のテレビインビューに応じた。真っ先に筒香のホームランについて聞かれ「素晴らしかった。我々は興奮したよ」と笑顔。その言葉通り、興奮冷めやらぬ表情だった。
さらに「過去6、7年間に日本で活躍してきた選手と契約したんだ。彼はメジャーリーグで通用すると、能力を見せて証明している。春の序盤で間違いなくそのように見えるよ」と絶賛。開幕後も活躍を続けることができると太鼓判を押した。
23日(同24日)のオープン戦初戦では、初打席で中前打を放つなど1打数1安打1四球と上々のデビュー。この日も、2回先頭の第1打席では四球を選んでおり、ここまで2打数2安打2四球1本塁打の打率.1000。まだ1度もアウトになっておらず、出塁率も.1000をキープしている。出塁率と長打率を足したOPSは2.500という驚異的な数字だ。まだ2試合だが、ボールを良く見極めての四球に豪快な本塁打と、持ち味を存分に発揮している。
(Full-Count編集部)