これは写真? オリックス時代の19歳イチロー氏が描かれた精密絵画が話題に
野球画家の完璧な1枚、プロ2年目のイチロー氏の試合が絵画に
昨年の現役引退後も多くのファンから支持を集め続けるイチロー氏(マリナーズ会長付き特別補佐兼インストラクター)。アーティストのグレイグ・クレインドラーさんは、そんなイチロー氏を描いた絵画をツイッターにアップしたのだが、その完璧さが話題となっている。
クレインドラーさんによると、描かれているのはオリックス時代のイチロー氏。「1993年3月27日、オリックス・ブルーウェーブ時代のスプリングトレーニングでの若きイチロー・スズキを描いた」と綴り、絵画を投稿している。
オープン戦と思われる試合中の風景に、プロ入り2年目のシーズンを迎えた19歳のイチロー氏が描かれた。その背後でミットを構える捕手は、当時中日で現阪神監督の矢野燿大氏のようだが、ボールはそのミットに収まらず。ヒットなのか本塁打なのか、イチロー氏が打ち返し、走り出す姿が描かれている。
その絵の精密さはひと目見ただけでは絵画とは分からないほどで、「これが絵なの!?」と写真と見紛う人が続出している。クレインドラーさんは主に野球の絵を描く画家で、過去の野球シーンを描くことでその歴史を伝えようとしているという。日本とアメリカで愛されるイチロー氏。その駆け出しの時代を描き、数々の偉業を讃えようとしたのかもしれない。