ヤ軍セベリーノ、右肘トミー・ジョン手術を決断「強くなって復帰を」
セベリーノは右肘の内側側副靭帯の部分断裂とされた「手術を受けることを決断しました」
ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMが25日(日本時間26日)、ルイス・セベリーノ投手が右肘の内側側副靭帯の部分断裂と診断され、右肘のトミー・ジョン手術を受ける必要があると明らかにした。MLB公式サイトが伝えている。
セベリーノは昨年、右肩痛、広背筋痛など故障に苦しみ、9月にメジャー復帰したものの3試合登板にとどまっていた。このスプリングトレーニングでは右前腕痛により投球練習を中断。その後ニューヨーク市内の病院で診断を受けていた。キャッシュマンGMは「セビー(セベリーノ)は手術が必要だと同意しました。可能な限りすぐに手術を受ける予定です」とコメント。18年に19勝(8敗)を挙げた先発右腕の離脱に、ブーン監督は「もちろん素晴らしい投手を欠くことになりますが、なんとかします。今はセビーをサポートしたい」と話した。
セベリーノも声明を発表。「熟考し、ヤンキース、家族、代理人と話し合った結果、医療専門家の助言に従い、怪我をした肘を治療する手術を受けることを決断しました。今年ヤンキースのユニホームを着てチームメートたちとプレーできないことは極めて残念ですが、球界最高のファンの皆さんに喜んでもらえるよう、懸命に取り組み、今まで以上に強くなって復帰することを約束します。この厳しい時に手を差し伸べてくれた皆さんに感謝します。家族と私は受けた親切な言葉や善意に深く感謝しています。この先の長い過程で、皆さんのサポートはかけがえのないものです。すぐにマウンドに復帰し、ブロンクスにタイトルを持ち帰るのに貢献します!」とコメントした。
チームでは昨季15勝のパクストンが腰の手術を受け、5月まで戦列を離れることが決定的となっている。オフに投手史上最高額となる9年総額3億2400万ドル(約363億円)でゲリット・コール投手を獲得。ワールドシリーズ制覇への機運は高まっていたが、痛すぎる右腕の離脱となった。
(Full-Count編集部)