大谷翔平を逃しスタントン獲得のヤンキース 辛辣NY紙が嘆き「過ちの残酷さが増す」
2017年に大谷獲得に失敗したヤンキースはスタントンを獲得
記事ではポイントとなる選手の動向でチームの命運が左右した事例を上げ、スタントンの場合は2017年オフにヤンキースが獲得に失敗した大谷翔平投手と比較されている。当時ヤンキースは大谷の獲得に自信を持っていたが蓋を空ければ、大谷が選ぶ最終候補にも名前が入っていなかった。二刀流の獲得に失敗したチームはすぐさま方向転換しマーリンズからスタントンを獲得した。
大谷はトミー・ジョン手術など怪我もあったが、今季は二刀流復活の年を迎え順調にステップアップしていることと比較し「(スタントン獲得の)この決断は改善を妨げている」と指摘。大谷を獲得できていれば「スタントンを獲得することはなかった」と断言している。
さらに「より高額なエルズベリーになってきている」と1億ドル超の大型契約を結びながら度重なる故障で“不良債権”とされている男に例えている。スタントンにはまだ8年2億4400万ドル(約265億円)の契約が残されている。贅沢税など様々な問題を抱えるヤンキースにとってスタントンの存在は「影響が止まらない」と締めくくっている。
(Full-Count編集部)