故障者続出ヤ軍の主砲、ジャッジが右肩検査へ 指揮官困惑「なぜこれほど時間が…」

ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:Getty Images】
ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:Getty Images】

ヤンキースはパクストン、セベリーノ両投手が離脱、スタントンも開幕絶望…

 右肩に痛みを訴えていたヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が検査を受けることになった。アーロン・ブーン監督が29日(日本時間1日)、明らかにした。MLB公式サイトが伝えている。

 記事によると、ジャッジは今月の初めから右肩に痛みを感じており、野手のキャンプが始まった2月17日以降、守備練習などは行っているが屋外でスイングをしていない。ブーン監督は以下のようにコメントしている。

「とてもイライラする事だと思う。なぜそうなっているかが分かってないことはもちろんだし、なぜこれほど時間がかかっているのかということにもだ。いま、一番重要なことは、痛みの原因を解明することだ」と指摘。「昨日(28日)、打とうとして痛みが増していたようだ。投げることは問題ない。昨日のケージでの打撃練習のときに痛みを感じた。なにかが正しくないようだ」と述べている。

 3月26日(日本時間3月27日)の開幕には間に合うのか。指揮官は「時間的にはまだ大丈夫。もし1週間、10日後にプレーをスタートさせても(時間的には)大丈夫だ。ただ、プレーできるところまで持って行かないといかない。それがいつになるか分かっていない」。

 ヤンキースは故障者が続出している。昨季15勝のパクストンが腰の手術で開幕絶望。2018年に19勝を挙げたセベリーノは右肘のトミー・ジョン手術を受けるため今季絶望だ。さらにジャンカルロ・スタントン外野手は右ふくらはぎに張りを訴え、開幕が絶望的となっている。これで、昨季27本塁打を放った主砲のジャッジが抜けてしまっては……。

 投手史上最高額となる9年総額3億2400万ドル(約350億円)でコールを獲得したヤンキース。2009年以来の世界一を目指すシーズンとなるが、なんとも不穏なスタートとなっている。

(Full-Count編集部)

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