鷹ムーアが1回2Kで虎斬りデビュー 女房役・甲斐を絶賛「彼のキャッチングのおかげ」
マルテ、福留と2者連続三振に斬った
■ソフトバンク 4-1 阪神(オープン戦・1日・PayPayドーム)
ソフトバンクの新戦力であるマット・ムーア投手が1日、阪神とのオープン戦(PayPayドーム)に先発。来日初の実戦登板で予定の1回を被安打1、2奪三振で無失点に抑えた。
期待の左腕が1回無失点デビュー。先頭の高山俊外野手に初球をいきなりセンター前に運ばれたが、続く近本光司外野手は二ゴロで1アウト。ここから3番の福留孝介外野手を見逃し三振に、4番のジェフリー・マルテ内野手を150キロのストレートで空振り三振に仕留めた。
本拠地での実戦デビューに「美しい球場。マウンドも違和感はなかった」というムーアは、「甲斐と一緒に楽しんで投げられた。彼のキャッチングのおかげでストライクに判定された球もあった」と女房役にも感謝していた。
無観客試合については「ファンはいなかったけど、そのおかげで興奮しすぎずに良い興奮状態で投げられた」という。最後に「今日はブルペンが良くなったけど、試合ではまあまあというところかな。次は2回、3回とイニングを伸ばしていきたい」と、早くも次の登板に向けて意気込みを見せていた。