イチロー氏の“快速球”に再脚光 キャンプ中の「気分が良くなる話」にMLB公式が選出
打席に立ったグティエレス氏に対し伸びのある速球を投じたイチロー氏
メジャーでは各球団がキャンプインするなど開幕へ向けて本格始動した。MLB公式サイトは「スプリングトレーニングの最初の週で見つけた気分が良くなる話」とのタイトルでキャンプ中に話題となったニュースを特集。その中の1つにマリナーズのイチロー氏が投球した様子が紹介されている。
スプリングトレーニングにコーチとしての役割で参加しているイチロー氏が16日(日本時間17日)に球場の左翼手の定位置あたりからファウルゾーン方向に向かって投球した様子の動画を球団公式ツイッターが公開。この動画を同サイトは「イチロー・スズキはとても良い速球を投げる」と改めて紹介した。
投球を行うイチロー氏に対するは右打席に立ったかつての同僚フランクリン・グティエレス氏。36歳のグティエレス氏はメジャー通算778安打、97本塁打を放った強打者。2010年にはイチロー氏とともにゴールドグラブ賞を獲得した盟友だ。
記事では「少なくとも、引退したフランクリン・グティエレス外野手が心から『ワオ!』と言ってるように見えるほど、イチローの速球は良い」と、その右腕から投じられた直球のスピードを称賛。
「46歳のイチローに投手として、カムバックすることを勧めようとは思わないが、同時に、もし彼が、そうしたいのなら、反対もしないだろう」
このようにイチロー氏が投手として現役復帰しようとしたとしても不思議ではないとしている。現役を引退してもなおも存在感を放ち続けるイチロー氏。今季はどのような形で野球ファンを楽しませてくれるのだろうか。
(Full-Count編集部)