前田健太、筒香とのメジャー“初対決”を制す 3回途中3失点で降板
2点リードの2回に連続エラー&2ランを浴びて3失点した
■レイズ – ツインズ(オープン戦・日本時間2日・ポートシャーロット)
ツインズ前田健太投手が1日、敵地ポートシャーロットでのレイズとのオープン戦に先発。2回2/3、52球を投げて2安打3奪三振2四球3失点(自責1)だった。「2番・左翼」で出場した筒香嘉智外野手に対しては左飛、右飛に抑えたが、2回に味方の2失策と本塁打が重なり3点を奪われた。
前田にとっては不運なマウンドだった。2点リードの2回裏だった。先頭キアマイアーの飛球を左翼ルッカ―が落球。三塁まで進塁を許した。続くスミスは力のない一ゴロ。これを一塁サノがベースカバーに入った前田に悪送球して1点を献上。そして続くウェンドルに左越え2ランを浴びてしまった。3回は2死後に四球を与えたところで交代した。
それでも筒香に対しては“貫禄”を示した。1回裏無死一塁の場面で迎えた第1打席は低めの変化球で体勢を崩して左飛に。第2打席はやや高めの変化球で右飛に打ち取った。
ドジャースから移籍してツインズで迎える最初のシーズン。初登板だった2月24日(同25日)のレッドソックス戦で2回2安打1失点1四球1奪三振。先発ローテーションの一角として、開幕に向けて順調に歩を進めているといえそうだ。