筒香嘉智の攻守にわたる活躍をレイズ首脳が激賞 「存在感に我々は興奮している」
レイズ編成本部長のベンディックス氏は筒香の獲得に尽力した
■レイズ 8-2 ツインズ(オープン戦・日本時間2日・ポートシャーロット)
DeNAからポスティングシステムを利用してレイズに移籍した筒香嘉智外野手が存在感を示している。2月24日(日本時間25日)のレッドソックスとのオープン戦で初本塁打を放つなど1日(同2日)時点で12打数4安打1本塁打、打率.333。守備も本職の外野のみならず、三塁でも軽快な動きを見せて首脳陣の評価を高めている。
レイズ編成副本部長、ピーター・ベンディックス氏は1日のツインズ戦で、MLB公式サイトの試合中継に出演。筒香の攻守にわたる存在感に「興奮している」などと語っている。
ベンディックス氏は「私たちは日本や韓国、キューバの選手たちを常に注視しています。ツツゴウの日本でのキャリアは極めて素晴らしいものです。彼が(ポスティングで)MLB移籍が可能だと知ったとき、彼を知るためにスカウトし、分析しました」と獲得に乗り出した経緯を明かした。そして、こう続けた。
「(昨年12月の)ウインターミーティングで彼と会う機会がありました。彼は我々に非常に素晴らしい印象を与えてくれました。常に成長したいという意欲、アメリカにやってきて実力を証明したいという願望は素晴らしかったです。三塁と外野を守れる能力、我々が必要と考えていた打線の中軸を担う存在感に、我々は本当に興奮しています」
熱意が実って複数球団の争奪戦を制して筒香を獲得したレイズ。その見立ては間違っていなかったようだ。
(Full-Count編集部)