「ダルビッシュが羨ましい」―同僚エース左腕が羨望 地元紙も開幕投手を“確信”
「ロス監督がすることは発表するだけ」最有力候補にダルビッシュを推す
■ブルワーズ 4-3 カブス(オープン戦・日本時間1日・メサ)
昨季チームトップタイの13勝(10敗)を上げたカブスのジョン・レスター投手は、ダルビッシュ有投手の才能を羨ましく思っているようだ。地元メディア「シカゴ・サンタイムズ」が伝えている。
1日(日本時間2日)の登板後、レスターは記者たちの前で、「彼(ダルビッシュ)ができることは羨ましいよ。昨季後半戦のような投球をしてくれれば、もちろんチームにとって助けになる」と語ったという。
ダルビッシュは昨季、31先発で6勝8敗、防御率3.98、178回2/3で229奪三振をマーク。特に7月以降は制球が改善されたこともあり、88回1/3を投げて124奪三振を奪うなど大活躍を見せた。その制球力は春になっても変わらず、2月29日(同3月1日)にブルワーズとのオープン戦で今季初登板した際には、2回を投げて2安打3奪三振1失点。「ダルビッシュの今春の状態を見れば、デビッド・ロス監督がすることは発表するだけである」と、同記事は開幕投手に推している。
昨季、3年連続8度の開幕投手を務めたレスターも「安心、信頼できる選択肢である」と、候補として挙げているが、ベテランも太鼓判を押すダルビッシュに開幕戦が託される可能性が高いとも報じられている。
ダルビッシュ自身も初登板で最速158キロを出す快投に満足している様子で、「ダルビッシュはカブス移籍後、最も落ち着いて自信を持っている状態に見える」と伝えられた。この状態を維持し、開幕マウンドで躍動する姿を期待したい。
(Full-Count編集部)