イチロー氏は「どれほど野球を愛しているか」 徹底ルーティンに通算234発男も刺激
通算234本塁打の34歳ゴンザレス、イチローは「ほぼプレーする準備をしているかのようだ」
マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏は、スプリングトレーニングでコーチとして参加している。現役選手への影響も大きいようだ。通算1432安打、234本塁打を記録しているカルロス・ゴンザレス外野手はイチロー氏について、「どれほど野球を愛しているかということが一番印象的だった」と語っている。MLB公式サイトが伝えている。
ゴンザレスは2月にマリナーズとマイナー契約を結び、このスプリングトレーニングに招待選手として参加している。ロッキーズ時代の2010年に首位打者に輝き、オールスター戦に3度選出されている強打者も現在34歳。球団からは若手の“プレーイングコーチ”としての役割を期待されているが、そんなベテラン野手もイチロー氏から刺激を受けているようだ。
「イチローのそばにいて、彼がどれほど野球を愛しているかということが一番印象的だったよ。この男はレジェンドであり、毎日ルーティンをこなしているんだ。毎朝早く起き、ストレッチとスローイングをしている。ほぼプレーする準備をしているかのようだよ。彼よりも若い選手として、そうしたことはすごいと思う。彼はプレーを続けたいんだ。ユニホームを着て、試合に出場する機会に感謝しなければならないね」
MLB公式では「3度ナ・リーグのオールスターに選出されたゴンザレスはメンターとしての役割を快く受け入れているが、(キャンプ地の)ピオリアに到着し、自身のメンターも見つけた……。他ならぬイチロー・スズキである。学ぶのに年齢は関係ないようである」と伝えた。
昨年3月のアスレチックスとの日本開幕戦後に現役引退したイチロー氏。あれから1年が経とうとしているが、今も現役選手への影響は絶大だ。
(Full-Count編集部)