ハム宇佐見、G桜井との“同期対決”制し2点三塁打 「もうちょっとで本塁打…」
宇佐見は2打数2安打3打点、清水優心らとの正捕手争いは激烈だ
■日本ハム 7-7 巨人(オープン戦・4日・札幌ドーム)
日本ハムの宇佐見真吾捕手が4日、本拠地巨人戦で“同期対決”を制した。6回2死一、二塁で巨人の桜井から右翼フェンス直撃の2点適時三塁打。「打てて良かったです」と思わず笑みをこぼした。
昨年6月に巨人から日本ハムにトレード移籍した宇佐見と桜井は15年のドラフト同期で同学年。前日からLINEで連絡を取り合い、対戦を楽しみにしていた。「向こうは『全部インコースのカット行くわ』とふざけて言ってきたので、自分も『ホームラン打つわ』と言ったんですけど。もうちょっとでホームラン。惜しかったですね」とうれしそうに振り返った。
移籍2年目の今季、正捕手争いに参戦中だ。3日はライバルの清水優心捕手が6投手による完封リレーに導き、2ランも放つ活躍を見せたばかり。「自分は7点取られてしまったので、なんとか打たないといけないと思っていました」と、5回の適時打と合わせて2本のタイムリーで計3打点とバットで存在感を発揮した。3回の第1打席でも初球に送りバントを決め、全3打席できっちりと仕事を果たした。「結果で優心に負けないように頑張っていきたいです」とまだまだアピールを続ける。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)