大谷翔平は「若く安定した打者」米メディア選出のDHランキングで7位に選出
スタントンは10位も期待あり?「17年にナ・リーグのMVPを取った時の調子に戻ることが出来るなら」
3月26日のメジャーリーグ開幕まで1か月を切った。米メディア「ブリーチャーレポート」は今季のMLBパワーランキングを発表し、各ポジションのトップ10を選出。エンゼルスの大谷翔平投手は指名打者部門でランクインした。
選出は選手のこれまでの成績や、今後の可能性、健康などを考慮したという。そのトップには昨季6年連続35本塁打以上を達成する41本塁打を放ったツインズのネルソン・クルーズが選ばれ、アストロズのヨルダン・アルバレス、レッドソックスのJD・マルティネスと続いた。
「驚くほど層が厚い」という指名打者たちの中で、大谷の名前は7位に入った。「若く安定した打者である」と、ベテラン揃いの中で25歳と若い大谷に注目している。指名打者ランキングのため2年連続で打率.286、18本塁打以上を放つなど安定した打撃が評価の対象となったが、今季は二刀流復活で、この順位以上に評価を得られる年となりそうだ。
8位以降は、過去の成績が大きく影響しているようだ。8位のアスレチックス、クリス・デービスは2018年に48本塁打を放って本塁打王となったが、昨季は打率.220、23本塁打、73打点と成績を落とした。さらに9位にレンジャーズの秋信守、10位にヤンキースのジャンカルロ・スタントンがランクイン。記事は「スタントンが2017年にナ・リーグのMVPを取った時の調子に戻ることが出来るなら、彼はこの中の誰よりも、今シーズン良い成績を残すだろう」と期待を持たせた。右ふくらはぎの張りを訴えて開幕戦を欠場する見通しとなっているスタントン。今季こそ59本塁打を放った2017年の輝きを取り戻せるのだろうか。
(Full-Count編集部)