山口俊、ローテ入り遠のく3被弾 2回1/3で4失点にMLB公式「5番手争いに後れを…」
2番手で登板した山口俊はハーパーらに計3本塁打を浴びた
■フィリーズ 5-3 ブルージェイズ(オープン戦・日本時間6日・クリアウォーター)
巨人からポスティングシステムを利用してブルージェイズに移籍した山口俊投手は5日(日本時間6日)、フィリーズ戦に2番手で登板。2回1/3で3本塁打を浴びるなど、5安打2四球1奪三振4失点と打ち込まれた。
山口俊は2-1の1点リードで迎えた3回にマウンドへ。この回は先頭に四球を与えるも併殺打で切り抜けた。しかし4回に昨季29発のリース・ホスキンスにソロを浴びる。5回には先頭のオースティン・リスティにソロを許すと、昨年13年3億3000万ドル(約351億円)でフィリーズと契約したスーパースター、ブライス・ハーパーに1死一塁から2ランを浴びた。さらにホスキンスに二塁打されて降板となった。
“炎上”した山口にMLB公式サイトは厳しい見方を示している。「シュン・ヤマグチはロアークの後に救援登板し、2回1/3で3本塁打を浴びた。現時点で、この右腕はブルージェイズのローテーション5番手争いで明らかにトレント・ソーントンに後れをとっている。ヤマグチはブルージェイズのブルペンで様々な役割を担えるかもしれない」。先発ローテーション入りは厳しいと指摘した。
山口は2月24日(同25日)のデビュー戦はブレーブスを相手に2/3イニングで3失点。29日(同3月1日)のフィリーズ戦では3回を2安打3奪三振1四球1失点と好投したが、再び打ち込まれた。望んでいた先発ローテ入りが遠のく投球になってしまったようだ。
(Full-Count編集部)