田中将大は「コールに続く男」 ヤ軍監督もベタ褒め「今の状態にとても満足」
キャッシュマンGMは先発投手補強を否定、好調な田中やハップらの活躍を期待
ヤンキースは開幕前からルイス・セベリーノ投手という大きな戦力を失った。戦力ダウンで開幕を迎えることとなるが、米スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」は先発投手を新たに加える必要がないと報じている。
2018年に19勝8敗とチームを支えたセベリーノは右肘内側側副靭帯を部分断裂。すでにトミー・ジョン手術(靭帯再建手術)を受け、今季絶望となった。左腕パクストンも離脱したが、「ナンバー2のスターターをこの時期に失くすことは、他の球団なら、すぐに代わりとなる補強が必要だろう。しかし、ヤンキーは今、それが必要だとは思えない」と伝えた。
これまで先発補強の可能性が取り沙汰されているが、キャッシュマンGMは3日(日本時間4日)にトレード補強の可能性を否定。「どのチームとも話をしていない。まだ、早い時期なので、キャンプで答えが見つかるかもしれない」、「どんなオプションがあるかないか、今、模索しているところだが、我々がここまで見たことは、なかなか良いと感じている」と現有戦力の台頭を期待した。
この日、田中将大投手がレッドソックスとのオープン戦で3回無安打無失点。ブーン監督は田中の仕上がりに「彼の今の状態にとても満足している」と満足げ。同誌も「マサヒロ・タナカは、コールに続く男として準備が整っているように見える」と剛腕ゲリット・コールに次ぐ2番手として期待した。今季が7年契約の最終年。悲願のチャンピオンリングへ、田中はチームの大きなピースとなりたいところだ。
(Full-Count編集部)