エ軍マドン監督、ボールに粘着性出す禁止物質の使用に持論 「問題とは思わない」
エンゼルスの球団職員が他球団に対しボールに使用する禁止物質を提供し解雇
エンゼルスの球団職員が他球団に対しボールに使用する禁止物質を提供し解雇された。“滑り止め”の存在についてジョー・マドン監督は「MLBはいつか明らかにする必要がある」と語った。
問題となった事件はビジターのクラブハウスマネージャーを務めていたブライアン・ハーキンズ氏が本拠地のエンゼルスタジアムで、ビジターの投手たちに禁止物質を提供し解雇に。エンゼルスの投手には提供していないとみられている。
メジャー特有の“滑るボール”に対する対処法として粘着性を出す禁止物質が使用されていたがマドン監督は「僕が球界にいる間ずっと。MLBは粘着性を出す物質について何を知っているかということを、いつか明らかにする必要があるとは思うが、それはずっと長い間使われてきた」と、暗黙の了解で使用されていたことを指摘。
“滑り止め”の使用については「問題とは思わない」と自身の見解を口にし「もしそれがなくなるなら、ボールに粘着性を加えるために何か変えなければいけない。そうなると、ボールが、飛ばなくなるが、僕はそれでも良いと思う」と語っていた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)