オリ新助っ人ヒギンス“連投試験”合格で8回の男に 西村監督「大丈夫じゃないかな」

オリックスのタイラー・ヒギンス【写真:荒川祐史】
オリックスのタイラー・ヒギンス【写真:荒川祐史】

8日の日本ハム戦では初の連投も1回1安打無失点、西村監督も評価「試したかった」

■日本ハム 3-1 オリックス(オープン戦・8日・京セラドーム)

 オリックスは8日、京セラドームで行われた日本ハム戦に1-3で敗れた。9安打1得点と得点圏での一本に課題が残ったが、投手陣では新助っ人・ヒギンスが8回から登板し1イニング無失点。西村監督は「その辺りで投げてもらいたい」と守護神・ディクソンに繋ぐ“8回の男”に指名した。

 初の2連投も難なくクリアした。7日の巨人戦でも登板したヒギンスが8回から5番手としてマウンドへ。先頭の鶴岡に中前打を浴び犠打で1死二塁のピンチを背負ったが松本を左飛、渡辺を136キロのチェンジアップで空振り三振に仕留め無失点に抑えた。

 150キロを超える直球とカーブ、チェンジアップを武器にここまでオープン戦4試合に登板し3回2/3、5安打、4奪三振、3失点(自責1)。西村監督は「今日は連投でどうなるか試したかった。8回? その辺で投げてもらいたいと思っている。ある程度、決めているが大丈夫じゃないかなと」と、新助っ人を“8回の男”に指名した。

 9回のマウンドに上がる守護神は昨年18セーブを挙げたディクソンが当確。2020年シーズンはヒギンスとの“助っ人リレー”で逃げ切りを狙うことになりそうだ。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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