大谷翔平、投手復帰へ着々 ブルペンでの42球にエ軍有望株は「全ての球種良かった」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

No.2プロスペクトのマーシュが打席に立って投球「順調に見える」

 エンゼルスの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、ブルペン入りして投球練習を行った。捕手を座らせて42球を投げ、この日のレッズとのオープン戦には出場しなかった。

 スプリングトレーニングで5度目のブルペン入りとなった大谷はまず、捕手を立たせて4球を投げると、そこから捕手を座らせて投球。インターバルを取りながら、15球、15球、12球と計42球を投じた。途中からはプロスペクトのブランドン・マーシュ外野手が左打席に立つ中、真っ直ぐに加えてカーブ、スプリット、スライダーも交えた。最速は90マイル(約144.8キロ)だった。

 この日、打席に立って大谷のボールを見たエンゼルスのNo.2プロスペクトのマーシュは「彼は本当に良かった。まだ力は抑えているけど、全ての球種が本当に良かった。順調に見えるよ。本当に良かったと言う以外に、それほど言うことはないよ。キレがあったよ。まだゆっくりと進めているんだ。でも、本当にキレがあった。本当に良かった。僕たち全員が彼の復帰を楽しみにしているよ」と、そのボールの印象を語っていた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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