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味方の援護に恵まれたのは誰? リリーバー“救援勝利”の価値を紐解く

先発投手と異なり、リリーフ投手にとっての「勝ち数」は、ネガティブなイメージを持たれてしまうことも少なくない。リードを守ることに失敗した直後に味方が逆転した場合も勝利投手の権利が得られることが、その主な理由だろう。

ホールドポイント、ホールド共にパ・リーグ1位は日本ハム宮西

 続けて、純粋なホールド数のランキングも見ていこう。その結果は以下の通りとなっている。

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1位:43ホールド
宮西尚生投手(日本ハム)
2位:36ホールド
平井克典投手(西武)
3位:34ホールド
モイネロ投手(ソフトバンク)
4位:29ホールド
森原康平投手(楽天)
5位:28ホールド
ブセニッツ投手(楽天)
6位:26ホールド
甲斐野央投手(ソフトバンク)
7位:25ホールド
松永昂大投手(ロッテ)
8位:24ホールド
宋家豪投手(楽天)
9位タイ:22ホールド
海田智行投手(オリックス)
近藤大亮投手(オリックス)

 NPBにおける通算最多ホールド記録を更新し続けている鉄腕・宮西が、ホールドポイントとホールドの双方でトップに立っている。パ・リーグのシーズン登板記録を更新する大車輪の活躍を見せた西武の平井がそれに続く2位となっており、上位の顔ぶれはどちらのランキングでもほぼ同じ順位となっていることがわかる。

 続けて、今回の議題である救援勝利の数について見ていきたい。2019年にホールドポイントのトップ10に入った投手たちの、ホールドポイントからホールドを引いた値は次の通りだ。

1位:宮西尚生投手(日本ハム)
44HP・43H=1
2位:平井克典投手(西武)
41HP・36H=5
3位:モイネロ投手(ソフトバンク)
37HP・34H=3
4位:森原康平投手(楽天)
33HP・29H=4
5位:ブセニッツ投手(楽天)
32HP・28H=4
6位:甲斐野央投手(ソフトバンク)
28HP・26H=2
7位タイ:宋家豪投手(楽天)
27HP・24H=3
7位タイ:松永昂大投手(ロッテ)
27HP・25H=2
9位タイ:ハーマン投手(楽天)
26HP・21H=5
9位タイ:近藤大亮投手(オリックス)
26HP・22H=4

 ホールドポイントとホールドの双方でリーグ1位を記録した宮西は、2つの数字の差がわずか1個と、目に見えて少なくなっていた。同じ左腕ではロッテの松永も差が2個と少なく、左打者を確実に抑えることが大きな役割となる左のリリーフであるが故に、対戦する打者数が少なくなりがちなところが白星の数にも現れているだろうか。

 そして、このランキングに入っていない投手たちを含めても、ホールドポイントとホールドに6個以上の差が生じた投手はパ・リーグには存在しなかった。すなわち、5個の差がリーグ最多の数字ということだ。そこで、各球団において、ホールドポイントとホールドの差が4、あるいは5個だった投手を、以下に列記していきたい。

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