レッズが傘下マイナー田澤純一と契約解除 2季ぶりメジャー目指すも試練続く
今後はアメリカで移籍先を模索、OP戦の登板は1試合で1回無失点
レッズが傘下マイナー所属の田澤純一投手を契約解除したことが11日(日本時間12日)分かった。球団広報が認めた。
今年で渡米12年目を迎えた右腕は、昨季途中にレッズと2年のマイナー契約を結んでいた。2009年にレッドソックスとメジャー契約を結んで渡米。トミー・ジョン手術などを経験しながら、リリーバーとして頭角を現し、2013年にはセットアッパーとしてワールドシリーズ優勝に貢献した。フリーエージェントとなった2016年オフにマーリンズと契約。2018年途中で契約解除された後、タイガース、エンゼルスの傘下マイナーを経験した。昨年はカブス傘下マイナーで開幕を迎えたが、5月に契約を解除され、8月にレッズと2年のマイナー契約。昨季は渡米後初めてメジャー登板なしに終わり、オフに筑波大学で自主トレを積むなど、今季は2季ぶりのメジャー昇格を目指しているが試練が続く。
田澤はここまでメジャー通算388試合に登板し、21勝26敗4セーブ89ホールド、防御率4.12の成績。今後は米国に滞在し、移籍先を模索することになりそうだ。
(Full-Count編集部)