マリナーズに続きドジャースを含む3球団が本拠地開幕を断念へ 新型コロナ対策で州が制限
大谷所属のエンゼルスはカリフォルニア州に本拠地を置くが4月4日が本拠地開幕
新型コロナウイルスの感染拡大の影響がメジャーリーグでも猛威を振るっている。すでにマリナーズが26日(日本時間27日)からの予定していたレンジャーズとの本拠地開幕4連戦の開催を断念しているが、カルフォルニア州でも大規模イベントの中止が決まった。これによりドジャース、パドレス、アスレチックスも本拠地での開幕を断念せざるを得なくなった。
カリフォルニア州の地元紙「タイムズ・スタンダード」は11日(同12日)に公衆衛生当局がコロナウイルスに関するリリースを発表したことを言及し「公共の集まり(イベント)は、3月いっぱいは中止もしくは延期されるべきだと、州の公衆衛生専門家たちが決定を下した」と伝えた。
記事では250人を下回るイベントに関しては参加者がそれぞれ6フィート離れることが条件。万単位の人数が集まるメジャーリーグはこれに該当しない。
米TV局「ESPN」のジェフ・パッサン氏も自身のツイッターで「カリフォルニア州は正式に3月いっぱいの公共での集まりを、250人までに限定することにした。ドジャース、パドレス、アスレチックスは本拠地での開幕戦を他の場所に移して実施するか、延期することになる」と伝えている。
なお、大谷翔平投手が所属するエンゼルスもカリフォルニア州に本拠地を置くが、開幕戦は3月26日(同27日)の敵地アストロズ戦(テキサス州ヒューストン)で、4月3日(同4日)に本拠地開幕戦が予定されている。
(Full-Count編集部)