“鬼才”バウアーが珍提案「草野球に参加したい人」に応募殺到 OP戦中止受け
ただの草野球ではない?「マイクをつけることになります。それは必須です」
レッズのトレバー・バウアー投手は13日(日本時間14日)に自身のツイッターを更新。メジャーリーガー、マイナーリーガーたちに向けて“草野球”の開催を提案した。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、シーズン開幕は延期となり、オープン戦は中止。さらにスプリングトレーニングさえも中断となり、現役選手たちは“職場”を失った。バウアーは「アリゾナにいるMLBやMiLBの選手で、草野球の試合に参加したい人。このツイートに反応してください。モメンタム(自身のメディア会社)が計画します」と募集ツイートした。
5年連続2桁勝利を挙げている右腕による草野球のメンバー募集。バウアーは「全ての投手と打者は、マイクをつけることになります。それは必須です。他にもルールに関して何かあれば提案してください」とルールを付けた。アスリートの動画制作を行う「モメンタム」はこれまで定番コンテンツとして、選手にマイクを着用する「マイクドアップ」という動画を制作してきた。多くは試合前の練習などで着用しており、バウアーも何度もその動画シリーズに登場しているが、今度は草野球で収録しようというわけだ。
この募集に早速多くの応募者が集まった。3年連続20本塁打以上を記録しているパドレスのトミー・ファム外野手やインディアンスのジョーダン・ルプロウ外野手、レッズのブランドン・フィネガン投手の現役選手をはじめ、オリオールズ、ドジャースなどでプレーした元選手ジェリー・ヘアストンJr.氏まで名乗りを上げた。18年にサイ・ヤング賞に輝いたレイズのブレイク・スネル投手は「アリゾナにいたら、参加したのに」と悔しそうにコメントを残した。
米メディアではシーズン開幕が5月中までずれ込むとの見方もある。各選手がシーズンまでの間、どのように過ごすか。大きな課題となりそうだ。
(Full-Count編集部)