大谷翔平は「エリート打者」 初のオールスター&4番スタメンを米メディア予想

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

米メディア「ブリーチャー・レポート」が今季のオールスター戦の出場メンバーを予想

 エンゼルス・大谷翔平の初のオールスター選出の期待が早くも高まっている。米スポーツメディア「ブリーチャー・レポート」は今季のオールスター戦の出場メンバーを予想し、今季の二刀流復活が期待されている25歳をメンバーに選出。注目の起用法は4番スタメンと予想している。

 大谷は打者一本だった昨季は106試合出場。昨年9月に手術した左膝の痛みを抱える中、打率.286、18本塁打、62打点、12盗塁を記録した。メジャー1年目の18年は打者として打率.285、22本塁打、61打点、10盗塁をマーク。記事では2年間で打率.286、出塁率.351、長打率.532、OPS+135(リーグ平均100で、どれくらいの得点力があるかを示す指標)だったことを伝え、「短い時間でエリート打者へと急成長した」と評価した。

 投手では18年10月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、今季は二刀流復活が期待される。しかし、同メディアは打者として大きく期待しているようだ。「彼にとっての初めてのオールスターはDHとしての出場になるのではないか」。

 大谷がフリー打撃で見せる圧倒的な飛距離はチームメートや米メディアだけでなく、他球団選手たちも注目するところ。同メディアはチームではマイク・トラウト外野手、アンソニー・レンドン内野手と共に選び、ア・リーグの錚々たるメンバーの中でも「4番・大谷翔平」と予想している。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大リーグの開幕は4月9日以降(10日)に延期。7月14日(同15日)にドジャースタジアムで予定されているオールスター戦の開催にも影響はありそうだが、記事では「新型コロナウイルスへの不安から、この国もそしてMLBもとても動揺しているが、早く正常な状態に戻って、野球というスポーツとそれをプレーする素晴らしい選手を見て、楽しむことができることを望んでいる」とした。

 ア・リーグの4番・大谷翔平がロサンゼルスでアーチを描く。誰もが魅了される豪快な打撃を見てみたいところだ。

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