OP戦個人タイトルはどうなった? G中島らがHR王、虎大山は首位打者、鯉ドラ1森下は…
防御率にはロッテの21歳・種市、セーブ数ではDeNA3年目の斎藤がそれぞれ1位に輝いた
投手部門では若手の躍進が目立った。今季の飛躍が期待されるロッテの21歳・種市篤暉投手が防御率1.00(9回1失点)で1位。次いでヤクルトの小川泰弘が13回2失点の防御率1.38で2位に。3位には今季から新たな投球フォームで臨む巨人・菅野智之投手が防御率1.59(17回3失点)とさすがの投球で名を連ねた。
勝利数では、阪神の開幕投手が内定している西勇輝投手が3勝で単独トップに立った。次いでソフトバンク新助っ人のマット・ムーア投手、オリックスの山本由伸投手ら7投手が2勝している。
セーブ数ではDeNAの3年目右腕・斎藤俊介投手が3セーブ。次いで楽天・高梨雄平、中日・岡田俊哉の2投手が2セーブを挙げた。
また、最多奪三振のトップには15回で16三振奪った広島期待のドラ1ルーキー・森下暢仁投手が輝いた。最終戦では5失点と課題の残る投球ではあったが、オープン戦を通して見れば開幕ローテの一角として大いに期待できる内容と言えるのではないだろうか。
レギュラーシーズンとは異なり、オープン戦は調整期間。個人成績は出場試合数などにもムラがあり一概には評価し難い。しかし、ここでの成績は首脳陣の大きな判断材料となるだろう。新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月20日に予定されていたプロ野球は延期。今後は練習試合などで4月10日以降の開幕へ向けて調整を進めていく。シーズン開幕後、ここに名前が挙がった選手たちがどのような活躍を見せるかに注目したい。
(Full-Count編集部)