筋金入りのオリックスファン! なにわ男子・藤原丈一郎さんがAJと今季打線を語る

中居正広のプロ野球魂2020年3月20日(金)よる11時15分~※一部地域を除く【テレビ朝日提供】
中居正広のプロ野球魂2020年3月20日(金)よる11時15分~※一部地域を除く【テレビ朝日提供】

藤原さんがジョーンズに期待する数字は「打率3割、40本、100打点」

 藤原さんが今季の鍵を握るとポイントに挙げるのが、新助っ人、アダム・ジョーンズ外野手。「他の助っ人選手もすごいけれど、やっぱり“本物”が来たと思った。安達(了一)選手もジョーンズの打球はスピードがありえないって言っていました」。3月7日に行われた巨人とのオープン戦では坂本勇人内野手がジョーンズのショートゴロをファンブル。ゴールデングラブ賞3度の名手の珍しい失策は、ジョーンズが“本物”であることを裏付けるかのようだった。藤原さんも「坂本選手がエラーするほどのショートゴロって、当たったら、弾丸ホームランになるんじゃ……?」と笑顔が止まらない。

 そんなメジャー通算282発を誇るジョーンズにどのように期待を寄せるのかと、ファンを代表して希望を聞いた。

「40本(塁打)は打って欲しいですね。それで打率も3割超えてもらって、打点は100じゃないですか!?」

 打率3割、40本、100打点、かなり大きな数字だが、期待を抱くのも理由がある。「そりゃあもう、チームの総年俸合計の7分の1がジョーンズ(の年俸)ですから。そこはやってもらわないと」。2年総額800万ドル(約8億8000万円)とも言われるジョーンズの年俸は、チームの年俸総額約28億3000万円(推定)の中でも多くを占める。ジョーンズはオープン戦で20打数2安打、1本塁打、打率.100とマイペース調整だが、期待通りであればオリックスのAクラス浮上も十分に可能性はある。

 ジョーンズに期待するのは数字だけではない。メジャーで活躍した大物の加入はチームに影響が大きく、藤原さんも「吉田正選手も『後ろにジョーンズがいることですごい気が楽』って言っていて、オープン戦の打率もいいんですよ」と効果を熱弁。実際に吉田正はオープン戦打率.345と好調を維持。「ジョーンズ選手がたとえ打てなかったとしても、その存在が大きい。相手チームにも影響を与えると思う」と心を躍らせた。

 藤原さんはファンを公言するT-岡田外野手の復活にも期待している。昨季は20試合で打率.120、1本塁打9打点に沈んだが、オープン戦では27打数で3本塁打、9打点、打率.296と復活の予感をみせているが、これもジョーンズの好影響があるのだろうか。藤原さんは「2020年のオリックスは、ジョーンズに引っ張られて、みんなが開花していくんじゃないかと期待しています!」と力強く話していた。

(臼井杏奈 / Anna Usui)

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