鷹スチュワート、“1軍デビュー戦”は5回1失点 3安打5四球もソロの1点のみに抑える
初回に3四球を与えてピンチを招くなど5つの四球を与える“怪投”だった
ソフトバンクの元米ドラフト1巡目カーター・スチュワートJr.投手が20日、PayPayドームで行われたロッテとの練習試合に先発した。昨季加入したスチュワートにとっては練習試合とはいえ、初の1軍登板。“デビュー戦”は5回を投げて3安打5四球1失点だった。
初回は大荒れだった。昨季までソフトバンクに在籍した先頭の福田秀に四球を与えると、盗塁を決められ、続く角中にも四球。いきなりの連続四球で無死一、二塁とされた。福田光を空振り三振、中村奨を左飛に打ち取り、2死としたが、レアードへの2球目に暴投。さらに四球を許して満塁となった。ただ、菅野を154キロの真っ直ぐで空振り三振に切り、何とか初回は無失点で切り抜けた。
初回を無失点に抑えて落ち着いたのか、2回は先頭の藤岡を二ゴロ、佐藤を中飛に打ち取って2死に。最後は岡を152キロで空振り三振に斬って3者凡退。3回も先頭の福田秀には四球を与えたが、角中、福田光を一ゴロ、角中を左飛に打ち取った。
4回先頭のレアードに左翼スタンドへのソロ本塁打を浴びたが、この日の失点はこれだけ。5回にも連打でピンチを招いたが、最後は前の打席で本塁打を打たれていたレアードを左飛に打ち取って何とか無失点切り抜けた。スチュワートはこの回で降板。1軍初登板は5回3安打5四球1失点だった。