ホークス二保、7回1失点の好投に工藤監督も絶賛 「努力は報われるんだなと」

先発したソフトバンク・二保旭【写真:藤浦一都】
先発したソフトバンク・二保旭【写真:藤浦一都】

7回7安打1失点の好投を見せた二保は「全体的には自分らしい良い投球だった」

 ソフトバンクの二保旭投手が21日、ロッテとの練習試合に先発し7回7安打1失点の好投を見せた。失点は先頭打者アーチのみで、以後は走者を出しながらも粘り強い投球で試合を作った。

 二保は5回を投げ終えて71球、6回で85球。それでも7回のマウンドにも上がり、最終的に球数は106球まで伸びた。初回に昨年まで同僚だった福田秀に一発を浴び「先頭バッターに対して勝負球が一番甘い球になってしまった」と反省したが「全体的には自分らしい良い投球だったと思う」と手応えを口にした。

 工藤公康監督も「本人が『投げている感じもいい』ということでしたし、投手コーチの方からも『長いイニングを投げさせたい』ということだったので行ってもらいました。7回1失点。同一リーグ(相手)で自信にもなったと思いますし、良かったと思います」と、球数が増えた理由を説明した。

 キャンプから二保の取り組みを見てきた指揮官は「今年は先発一本でということで、キャンプ初日から投げる体力を養ってきたから長いイニングを投げても球威が落ちない。やってきたことが成果に繋がっていると思う。努力は報われるんだなと思います」と賛辞を送っていた。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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