BC栃木のブラジル代表内野手は今季も健在 新型コロナ禍を憂う「母国も大変なことに」
昨季は打率.366、10本塁打、55打点とチームのリーグ初制覇に貢献
25歳のブラジル人独立リーガーのルーカス・ホジョ内野手が今季もルートインBCリーグ栃木と再契約した。21日、茨城県結城市の鹿窪球場で行われた埼玉武蔵とのオープン戦に先発出場し、2回の初打席で左前打し、今季も健在ぶりを見せた。
昨年は打率.366、10本塁打、55打点とチームのリーグ初制覇に貢献したルーカスはブラジル代表としてWBC予選に出場予定だったが、新型コロナウイルスの影響で同予選が中止となり、急遽予定を早めて来日した。
「母国も病院をはじめ、大変なことになっているが、試合への準備は十分にできている。今年もチームのためにいい働きをして、(こんな時だからこそ)ファンに喜んでもらいたい」と意気込みを語った。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)