イチロー氏の色褪せない功績の数々 引退から1年、MLB公式が名場面TOP10を紹介
衝撃のヤンキース移籍や伝説のスパイダーキャッチも選出
○THE安打製造機
イチローが積み重ねてきた安打数はMLB通算3089安打で歴代22位。10年連続200安打を記録するなどメジャー最高のヒットマンとして名をとどろかせた。日米通算では4367安打は参考記録ながらプロ野球の歴代通算安打数で1位。
○味方をトレード
日米のファンを驚かせたヤンキースへのトレード。2012年7月23日に移籍の記者会見を行うと同日にいきなり古巣のマリナーズ戦に「8番・右翼」でスタメン出場し第1打席で移籍後初安打をマークした。
○スパイダーマンキャッチ
マリナーズの右翼手として数々の度肝を抜く好守をみせた。その中でも2005年5月2日・エンゼルス戦で魅せた“スパイダーマンキャッチ”に注目。7回1死二塁の場面でアンダーソンの大飛球を背走で追いかけたイチローはフェンスに右足をかけて体を宙に浮かせると、左足でもうひと蹴りして上半身をフェンスから完全に突き抜けた状態にすると、体をひねりながら、やや逆シングルのような形で打球をグラブの中に収めた。
○最後まで“魅せる”選手
2018年にマリナーズに復帰したイチローはこの年44歳。3月31日の本拠地インディアンス戦。先頭打者のラミレスが放った大飛球はレフト方向に飛んだが、打球がフェンスを越えようかという瞬間に背番号「51」が大跳躍。これしかない抜群のジャンプで、グラブを伸ばしホームランボールを奪い取った。
○凱旋試合
2012年、マリナーズ対アスレチックスの開幕シリーズが東京ドームで行われ。イチローは初戦に「3番・右翼」でスタメン出場すると5打数4安打1打点の大活躍で日本のファンを熱狂させた。
(Full-Count編集部)