大谷翔平、本拠地に戻り投球再開 エプラーGM「距離を変えながら投球している」
リハビリが必要な選手だけが球場施設を利用「治療を施すことが可能となっている」
新型コロナウイルスの感染拡大を受け開幕が延期、スプリングトレーニングが中断となったメジャーリーグ。エンゼルスのビリー・エプラーGMは24日(日本時間25日)、メディアの電話会見に応じ大谷翔平投手らリハビリが必要な選手のみ、球場の施設を利用していることを明かした。
この日、エプラーGMは電話会見を行い、行政からの通達を受け選手たちがエンゼルススタジアムを利用できていないことを明かした。だが、「医療ニーズがあるグリフィン・キャニングとショウヘイ・オオタニの2人に関しては、我々は治療を施すことが可能となっている」と、現在もリハビリを含めたトレーニングを行っていることを語った。
キャンプ中にはブルペンに入り投球を続けていた大谷。現在の状況を問われたエプラーGMは「彼は(マウンドからではなく)フラットな場所で投げている。距離を変えながら投球をしている。彼は数週間のうちに、おそらくマウンドに戻って投げることになるだろう」と説明。
また、リハビリが必要ない選手たちには「施設をオープンにすることはできない」と、苦しい胸の内を語っていた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)