OP戦の不振はシーズンに心配無用? 打率1割→シーズンMVPなどパ過去5年で起きた“復活例”

2017年の近藤は“打率4割”で注目も、オープン戦は1割台と苦しむ

○2016年
中島卓也選手(日本ハム)
オープン戦:15試合 49打数7安打 0本塁打2打点 打率.143 出塁率.192
年間成績:143試合 473打数115安打 0本塁打28打点 打率.243 出塁率.333

 前年とは異なり、オープン戦で不振に陥りながらレギュラーシーズンで大きな活躍を見せた選手はほぼ存在せず。中島も打率.243と絶好調とはいえなかったが、攻守に堅実な働きを見せてチームの大逆転優勝にも貢献している。ちなみに、この年のオープン戦で規定打席に到達しながら成績が芳しくなかった選手には、西武の外崎、ロッテの中村奨、巨人の岡本、中日の高橋がおり、後の活躍に向けた糧の一つとなった可能性もありそうだ。

○2017年
近藤健介(日本ハム)
オープン戦:17試合 61打数11安打 0本塁打9打点 打率.180 出塁率.261
年間成績:57試合 167打数69安打 3本塁打29打点 打率.413 出塁率.567

西川遥輝(日本ハム)
オープン戦:19試合 63打数14安打 1本塁打6打点 打率.222 出塁率.372
年間成績:138試合 541打数160安打 9本塁打44打点 打率.296 出塁率.378
獲得タイトル:盗塁王(39盗塁)

山川穂高(西武)
オープン戦:12試合 36打数6安打 1本塁打3打点 打率.167 出塁率.286
年間成績:78試合 242打数72安打 23本塁打61打点 打率.298 出塁率.420

ケーシー・マギー(巨人)
オープン戦:19試合 54打数8安打 0本塁打3打点 打率.148 出塁率.246
年間成績:139試合 523打数165安打 18本塁打77打点 打率.315 出塁率.382

ホセ・ロペス(DeNA)
オープン戦:16試合 56打数8安打 2本塁打11打点 打率.143 出塁率 .153
年間成績:142試合 569打数171安打 30本塁打105打点 打率.301 出塁率.330
獲得タイトル:打点王、最多安打

アレックス・ゲレーロ(中日)
オープン戦:17試合 50打数10安打 3本塁打10打点 打率.200 出塁率.333
年間成績:130試合 469打数131安打 35本塁打86打点 打率.279 出塁率.333
獲得タイトル:本塁打王

T-岡田(オリックス)
オープン戦:15試合 51打数11安打 1本塁打7打点 打率.216 出塁率.250
年間成績:143試合 504打数134安打 31本塁打68打点 打率.266 出塁率.374

安部友裕(広島)
オープン戦:17試合 62打数1安打 1本塁打2打点 打率.161 出塁率.188
年間成績:123試合 413打数128安打 4本塁打49打点 打率.310 出塁率.354

柳田悠岐(ソフトバンク)
オープン戦:16試合 52打数12安打 2本塁打9打点 打率.231 出塁率.310
年間成績:130試合 448打数139安打 31本塁打99打点 打率.310 出塁率.426
獲得タイトル:最高出塁率

 近藤はシーズンでは夢の打率.400超えの可能性を感じさせるほどの驚異的な打撃を見せていたが、同年のオープン戦では意外にも苦戦を強いられていた。柳田、西川といった、この年のタイトルホルダーたちも同様だ。セ・リーグにおいても、主要打撃タイトルを獲得したロペスとゲレーロに加え、セ・リーグ新記録のシーズン48二塁打を記録したマギーも、オープン戦ではかなりの不振にあえいでいたことがわかる。

2018年にオープン戦で打率1割台と苦しんだ西武・山川は本塁打王、MVPを獲得

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