新型コロナでヤンキースGMが神対応 食事配達にマイナー選手感激「ずっと忘れない」
ヤンキース・キャッシュマンGMは軟禁となったマイナー全選手へ食事を配達した
ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMの“神対応”が話題となっている。ヤンキース傘下のマイナー選手に新型コロナウイルスの陽性反応が出たことを受け、マイナーリーガー全員が自宅やホテルに軟禁状態に。キャッシュマンGMはキャンプ地タンパの各地にいるマイナー選手へ食事を配達しているという。MLB公式サイトが伝えている。
19年ドラフト2巡目(全体67位)で入団した若手有望株のジョシュ・スミス内野手は大喜び。「ずっと忘れられないだろう。サンダルを穿いて手袋をしたブライアン・キャッシュマンGMが選手たちを懸命にサポートしている姿は、本物のリーダーシップを示していたよ」と感激。「キャッシュマンGMとともに、ケビン・リース(選手育成シニアディレクター)とエリック・シュミット(選手育成ディレクター)も家で家族と過ごすこともできたのに、毎日同様のことをしてくれていた。彼らが模範を示していて、この球団がどれほど特別なのか分かったよ」と名門球団の首脳陣に感謝した。
チームは陽性が反応が出た2人目の感染者を除き、26日(日本時間27日)から自宅やホテルでの軟禁が解かれた。マイナー選手はそれぞれの自宅へ帰宅することを推奨されているという。
(Full-Count編集部)